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ヤマドリの産卵時期   ヤマドリの種卵 4

ヤマドリの産卵時期   ヤマドリの種卵 4


ヤマドリの種卵 4


待望のヒナ誕生!!

孵化したヒナが2日位経つと元気良く動き

回る姿を見ていると

嬉しさで日頃の‘ストレス一気に吹き飛んで‚

しまいます。




しかしながらこれからですよ~

飼育は・・


「ヒナ孵化してからポツリ、ポツリと淘汰

してしまう」と良く耳にします。

自然淘汰するのは原因がいろいろとありますが

特定出来る事は稀です。


原因がハッキリ解れば良いのですが大方は

諸条件の積み重ねでおきるようです。



最初が大事

発生してから2日程で餌付けですが“ここが

ポイント„ ヒナの体温保持です。

このような光景見た事ありませんか?



“チャボが抱卵して孵化したヒナを見た事

ありませんか?”


孵化したばかりの時は外部へ出ると透かさず

親鳥のチャボの懐へ入り込みますね~


それも頻繁に繰り返しです・・



外部の気温についていけないんです。


繰り返し繰り返ししているうちに体力が

ついてきます。



ヒナは1ヶ月ほどは体温保持出来ません!


ましてや生まれ立てのヒナは尚更です。

低温状態にしておくと人目線から見て

元気そうでもヒナ自体は衰弱の道を辿って

いきます。



昼間は気温が高いのでヒナも元気です。

ところが夜中、特に朝方はかなりの温度差があります。


施設もいろいろと工夫しなければなりません。

熱源の部分と食餌、水飲み場は仕切りが必要です。


発生してから最初の餌付け2~3日は必ず熱源の方へ

追い込み(夕方)翌朝開放してあげます。


そうしないとヒナは角へ集まる習性があるので

一羽が行くと次々と重なり合い圧死してしまいます。


生まれ立ては何事も学習していないので本能的に

行動します。


身体が冷えて咄嗟に熱源の方へ行くのもいます

これらの個体は安心ですが・・


身体の冷えは体調崩す原因になります。


たった2~3日ですから注視しながら気を配る

事が大事ですね!




小羽数(10羽前後位)の場合は裸電球(40~60ワット)

をぶら下げておけば良い

ひよこ電球なら40ワットでOK ひよこ電球は

白熱電球の倍の熱量があります。


温度設定などはいりません‼


たまごの場合は温度設定が必要ですが

孵化してからは歩行出来るので

寒ければ寄り、暑ければ離れます。

体温保持は大切です。


参照

熱源としてコタツなど利用する方がいますが

これは避けた方が良いです。


孵化後7日もたてば先ずは容易く淘汰しません。

ヒナの成長はたちまちです。

飛翔力もついてくるので逃げないよう注意

が必要です。


まとめ

冷えは後々の体調を崩す原因になりますので

折角誕生したヒナを亡くしてしまうのは勿体ない

事です。













 

2022-01-02 11:43:59

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