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産卵時期の気候

産卵時期の気候


気候の変動


春を迎えたのに雪


めまぐるしい気候の変動 さぞかしヤマドリも

迷惑していると思います・・・




鳥達は気候に敏感に反応します。

一日くらいの変化は左程影響ないかと思い

ますが、長引くと支障があります。


一旦 リズムが狂うと予定通りに行きません




事故などで淘汰した個体を解体すると

一応に卵の形状が出来ていますが順次、大きさ

をみると まばら です。

何か変化があると産卵せず 失墜 してしまいます。


現状に何らかの変化があると個体自身反応

を示すと思われます。


私見ですが危険状態が迫った時は 自ずと

察知するんでしょうね~




気温など廻りの変化には人間以上の感覚が

あるようです。



些細な事も注視

今シーズンもヤマドリの繁殖を迎えいろいろな

面で確認作業が始まっています。

ここ数年気候変動が激しく対応に苦慮します。

 

例えば産卵が早まり通常よりひと月も早く

産卵が始まります。 早いのはそれはそれで

良いのですが肝心な春頃は産卵がストップ

してしまいます・・

 

ヤマドリの年間の体調が狂ってしまっています。

植物ばかりでなく動物にも影響ありますね~

桜の狂い咲きのようです・・

 

通常のリズムになりません

現実に各地で大きな災害にみまわれています。

生態系にも大分影響していると思いますね

対応に苦慮します・・



 

そのような状況なのでより一層些細な事も観察が

大事になります。

自然のヤマドリは余り無精卵がないですね、オス、メスの

調和がとれているせいでしょうか?

 

それとも環境のせいでしょうか?

 

疑問が抱いたら直ぐ自然の山を思い浮かべた方が良い

結果に繋がります。





変化に富んだテレトリー

種鳥を入れるテリトリーも出来る事は全て補って整えます。

具体的にはひとつのテリトリーを少しでも山に見習って

峰、谷と変化を持たせます。

 

決して地面が平面ではいけません。

先が見えないように物で隠してあげます。

そうする事によりヤマドリは敵対する『物体』

が来ればすかさず逃避出来ます。

 

奥山に生息するヤマドリは常時、敵との戦いです。

キジと比べても敵はかなりいますね~

従って日常敏感になり敵と遭遇すると一目散に

逃避します。

ヤマドリ達の日常は“飛ぶ”事より“走る”方が

断然多いです。

“飛ぶ”のは非常時だけです。



敵対行動は慎む

飼育してもなかなか慣れないのはうなずけます。

慣らすのは仲良くなれば良いんです。

『敵』でなく『仲間』になれば良いだけで

決して脅かす行動は慎む事です。

 

そうすれば本来のヤマドリの姿になります。

結果、産卵も平常になりヒナも予定通りいきます。

 

中の工作物などは軽めの物を多めに出来れば

全体の半分は置いたほうが良いです。

 

障害物を沢山置いて半分は個体(ヤマドリ)が何処に

いるか分らぬようにしたり

餌場のみ雨が凌げるように屋根(トタンで十分)は餌が

雨に当たらぬようにするだけで良い

 

自然界では屋根などありません!

 

鑑賞用として飼育するにはこの限りではありません。

鑑賞ですから出来るだけ見えないとつまらないですよね~

しかし、止まり木は何か所か設けましょう。

 


成功させるにはヤマドリと友達になる事、些細な事でも

決して脅かすことなく接することでしょう。



まとめ

自然交配でヤマドリのヒナが獲得出来ないのは

途中で挫折してしまうからです。

もうひと踏ん張りすれば成功できますよ‼

2022-01-03 06:50:23

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