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貯卵の消毒

貯卵の消毒


保管する場所

日光が当たらず風通しの良い所を選びましょう。
とれーに木毛を浅く敷き卵の鋭端部を下に
鈍端部を上に置きます。
 
汚れの除去

採卵した卵は直ぐに汚れを取り除く。
流水にて汚れを落とす。2~3秒くらい
種卵はホルマリン燻蒸しますが難点があります。

20分以上かかり又汚れが付着していると
それ以上かかります。
それにガスなので取り扱いに苦労します。
 
消毒液はいろいろありますが逆性石鹸のパコマ、
クリアキル、アストップなどなどで鈍端部を上に
1,000倍液を散布します。

本当は逆性石鹸1,000倍液に1~3分液温40~43度に
浸漬しますが1,000倍液を散布するだけで
さしつかいないです。
 
朝晩、毎日消毒液をかけて乾燥しないようにする。
貯卵日数は3月末頃で1ヶ月、それ以降は大気の
 
気温が上がるので2週間くらいが限度です。
1週間事にフラン器へ入卵すれば良いのですが
あとの管理が大変なので2週間ごとにしております。
 
卵の保管は一日増すごとに劣化するので、なるべく
早めに入卵した方が良いですね
 
保管の条件
貯卵の日数により保管温度が変わります。
 
1週間    15~20度くらい
2            10~12度くらい
3            10度くらい
4            5度以下
 
2週間ごとに数回入卵するので次第に数が多くなるので
スプレーでの散布は必ず実行しなければなりません。
 
乾燥を防ぐためです。
 
本来はエアコンを設置するのが適切な方法なのですが
エアコンは2週間貯卵する場合温度が下らないので
下っても18度位   無理が生じます。
 
ない場合は4月上旬ころまでは室内、室外で良い
4月半ば頃からは最近温暖化のせいか気温が
上昇ぎみです。
 
貯卵は2週間なので冷蔵庫に保管します。
書物では冷蔵庫の保管はマズイと言われて
いますが現場では大丈夫です。
数年来実行して実証済みです。
孵化も殆ど変わりません。
 
まず、採卵し処理しましたら冷蔵専用の各ブロック
事に木毛を敷き鈍端部を上に立てます。
一日一回は1000倍の消毒液をスプレーします。
 
2週間たったら入卵です。
貯卵は2週間なので室内の温度は10~12度に設定します。
エアコンがなければ冷蔵庫内でも十分ですね
 
必ず 条件を満たせばオッケーです。
 
卵を洗うのは汚れを早く除去するためですが、洗いは
サッーと素早く洗い流します。
 
水で洗うのは禁物と言われていますがゴシゴシ
こすったり削ったりしたのでは返って異物が卵中に
混入すると思いますが?
 
自然界では厳しい環境下で風雨などにさらされ
ていますが孵化はしています。
生きるためには全てを心得ているみたいに思います。
 
まとめ
 
たまごを早めにフラン器へ入卵したいのですが管理上
無理が生じますのである程度数が
揃ってからになりますね
温度、湿度を徹底したいですね

 

2022-01-06 06:16:49

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