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種鳥の選定

種鳥の選定

有精卵を得る大事な作業


言うまでもなく元気な個体を選ぶにつきます。

 


ヤマドリ90 日令


つまり、見た目動きが活発な個体、食欲旺盛、首を直立している、動作が俊敏等々健康的な

個体を選びます。



メス同士でも争いがある個体がありますから適度に選別し同率な個体通しにするのが望ましい。

オス、メスの同居は地方にもよりますが当方では12月に入りましたら先ずはメスを施設へ入れます。



気候の様子を見ながらオスは大体1月中にはメスの施設へ入れます。

巷ではどうしてもオスによるメスの殺傷が絶えないと聞きますが注意深く観察

しながら行動すれば解消します。

メスは発情がオスに比べ1ヶ月程遅いので同時に同居させると

殺傷に至る事があります。


メスの発情期の前触れは、ひとつには食欲旺盛になるという事、

又、目の廻りの皮膚がうっすらと赤味を帯びます。




個体によっては人同様千差万別

鳥も同じです。


諦めて人工授精に頼りがちに至ります。


自然交配、つまり自然に逆らわないそのままの

姿が望まれます。


経験がモノ言います  失敗の先に見えるのは

成功です。


自然界では人工授精などしません!


自然の成り行き通り行動すれば物事は成功します。


メスの羽数は2~5羽位が良く3羽位がベストでしょう。

又、冬期は(2~3月頃)日照時間が短いので照明を

使い産卵を促します。



LED投光器  100ワット

具体的には100ワットの投光器を設置します。

電気料金を考えLEDを使用する。

購入時は高くも長い目で見れば安心です。



 

2021-12-28 15:53:32

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