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小羽数の飼育/2~10日令

小羽数の飼育/2~10日令



小羽数の飼育/2~10日令

少羽数の飼育

2~10日令 少羽数の飼育
今迄は目標500羽(成鳥まで)でしたが達成されましたので
今度は少ない羽数(10羽前後)
例えば「観賞にするとか」「いやいやそれではもの足りない」等
と意見があるでしょう。

なので楽しみながら出来る仕方を書いてみます。
しかしながら生き物を飼う以上最低限の知識は
認識して頂きます。
でないと失敗の方向へまっしぐらですよ!

最初に飼育条件です。
愛玩として飼育したい
これは左程心配いりません。
健康状態を管理していれば問題ありません。
緑菜は丸のまま常に与える
日々接していれば慣れてきて可愛いものです。

折角だから雛を孵して見たい
先ずは種卵の有性卵か無性卵の確認です。
有性卵を得るにはそれなりの条件が必要です。

◆種親の選別は?

首をすくめてない 胸の張りがある 動作が良い
などオス、メス共です。所謂健康な固体です。
人と同じ様にヤマドリにも“当たり外れ”があります。
その時はどちらか入れ替える事

◆飼育場所の廻りの状態は?
ヤマドリはキジよりも感受性が高いので敵対
するような行動は慎む又外敵(ネコ、イヌ、イタチなど)
が頻繁に来ないようにする。

◆中の環境は?
全体を見渡せるようではNG  少なくも1/3位は
隠れ家を作る(軽めの物を置くだけ)
止まり木を数箇所設置

◆飼料は?
市販のニワトリの餌が主体で工程により魚粉、
ビタミン、ミネラルなど追加する

◆飼育舎の作りは?
廻りは外敵が侵入しない様厚めのトタンなど
で被う 仮に外敵が侵入しなくもウロウロ
しないように対策をとる屋根は基本掛けない
餌場のみ掛ける
地面は水はけを良くするため廻りより高めにする。

下部に砂利、次に砂を入れ少々の土を混ぜる
左保温右餌場 
雛が孵化したら準備整えば次は餌付けです。
最初の出発点がとても大事です。
孵化した雛を2日位たってから餌付けですね
設備は廻りにあるのを利用します。
発泡スチロールなどが良いです。

左保温 右餌場
電源は40ワットか60ワットくらい
ここで注意点は電源は二股のソケットに
2個電球を付ける(電球が切れた場合の予備)
もし、寒い朝方電球が切れた場合、雛は寒さで
淘汰してしまう。

画像のようにの1/3位のところで仕切ります。
寒ければ電源の方へ暑ければ退きますので
手助けは無用です。         
          左保温 右餌場
床は衛生上金網を設置したほうが良い
餌場と飲み水のところだけです。
糞や汚れた餌は下方へ落ちるようにします。

左餌場 右下糞受け
こうするといちいち掃除したり敷いた物を
交換しなくも良いですね
雛の健康を高めるためにも良いです。
上方はやはり金網のフタにします。
雛と言えど飛びますから要注意です!

餌場と飲み水は別のところ
雛は身体が温まると食事をするためあたりを
右往左往しているうちに1~2羽が餌を口にします。
シメタ! こうなるとまず成功です。
最初の1~2羽が大事!
必ずそのような雛がいますから後の雛は追従
するだけです。
餌を置くだけでは余り興味を持ちません


刷り込み (刻印づけ)
生まれたばかりの鳥類で多くみられる。
目の前を動く物体を親として覚え込み、以後
それに追従して、一生愛着を示す現象。
鳴き声やにおいもこの学習の刺激となる。
インプリンティング。
と、言われている 刷りこみ 正に動物の
本能をみますね~

3~10日令
この頃は食欲旺盛で日に3~5度給餌します。
給水も汚れるので度々交換してあげます。
柔らかい新芽は何処にでもあるハコベがとくに
良く喜んで食べますね!

柔らかい新芽は何処にでもあるハコベがとくに
良く喜んで食べますね!
ハコベの茎から出た葉が虫の羽根に見えるんでしょうか?
餌を食べさせないと育ちません、柔らかい緑菜は
必須です。

まとめ
生まれたての雛は何も知りません。
温かい所へ行くのも知らず角へ重なって死んで
しまうのもありますので熱源の所へ導く様に飼育場を
試作するようにしてあげます。
物事を学習するのは忽ちですから細部まで
注意が必要

 

2022-01-17 11:45:10

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