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ヒナ育雛施設 1~10日令

ヒナ育雛施設 1~10日令


2日令

1~10日令

発生した雛をフ卵器から出して最初に餌付け
飲水を与える大切な施設
構造は(右図)画像のように保温室、餌付け飲水と仕切ります。

 

日齢が増すたびに発育は目を見張るほどで次の仕切りを開けないと
蜜になりますので広くしてあげます。
 
保温室  
中心にモーター、ヒーターを設置 熱風が拡散しないようトタンなどで
覆いヒーターは漏電しないようにしっかり絶縁します。

温度設定はサーモスタットを使い約40度C±くらいにします。
温度計はトタンで覆った中へ固定しヒナの高さ位の位置にして
雛達は暑ければ退き寒ければ寄っていくので温度設定は暑めにしましょう。

生まれ立てのヒナは右も左も理解していませんので飲水や給餌を与える時
仕切りは徐々に徐々に少しずつ広げてあげます。
1週間もすれば忽ちおおきくなり食欲も旺盛です。

初雛は自身で体温を維持できませんので良く見張り
特に朝方の冷え込みには要注意!
温源へ行けないひなも中にはいるので夕方に点検が必要です。

給餌、給水をするところは金網で下へ落下するようにし
廻りを汚れないようにします。
金網にすることで後の清掃作業が簡単に出来ます。

落下した餌や糞などは画像のように傾斜をつけ引き出し棒
で始末します。
傾斜部はゴムにして洗浄する際廻りの木材の腐食を防ぎ
ますので作業がスムーズになります。

羽数が少ない時は周りの資材で試作します。
何処でもある発泡スチロールの利用です。画像

 
保温も良く細工するのにとてもスムーズにいきます。
 
 

 

2022-03-28 19:03:15

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