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ヒナ育雛施設 10~30日令

ヒナ育雛施設 10~30日令

                                                                    キャベツを食べています。

施設 10~30日令

 
衛生上床はコンクリートが望ましい
何日か飼育していると床は汚れがひどくなるので
洗浄して上げます。
 
この時消毒剤を加えて流します。
洗浄するなら同時に消毒を兼ねてすれば作業効率が
上がります。
無難なのは逆性石鹸例えばパコマ、クリアーキル、など
を500~1,000倍に薄めて散布し洗浄します。
 
勿論、床は傾斜を付けて水の流れをよくします。
 
この作業を見過ごすとヒナの健康状態が
急激に変化します。
雛の頃は目に入るものは何でも口にします。

餌のほかに糞などが発酵して細菌が倍増する
本来の餌以外のものを食べてしまうので
所謂、疾病の始まりになります。
 
雛の頃は疾病に対して抵抗がありません
ある程度(3ヶ月)過ぎないと病気に対して抗体が出来ません
 
そのための準備です。
 
この頃のヒナはまだまだ未熟なので管理者の手助けが
必要になります。
 
保温も大事
傘型の自家製で十分なので試作します。
新品は可成り高価で自作で十分です。
 
【大事】この頃朝方冷え込みがあるので保温は必須です。
寒さの余りヒナ同士が重なり合って、しまいには圧死してしまいます。
 
電球の高さはヒナの頭より10㎝位が良いでしょうか
 
サーモスタット装置で40度C±位にします。
電球が切れた場合を想定して2個設置する。
60Wで良いでしょう
 
餌場と給水も設置
飲み水は餌場から放しておきます。
 
給水と餌場を近づけるどうしても餌が濡れてしまい
ドロドロになり悪影響が増大します。
 
ドロドロ状態のままだと日過ぎるたびにヒナの足裏が
団子状態になります・・・
 
こうなると歩行困難に陥りヒナの生末が心配されます・・
 
発見したらすぐさま団子状態を取り除かなければならない
足を水に浸すと取れます。
飲水と餌場の位置は良く考えて設置しなければなりません
 
 
 
 

 

2022-03-30 16:55:36

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